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「会社を伸ばすための経営学」(31年2月号)を掲載しました

2019年2月1日最新情報

「昔に戻してみる」

深谷の皆さま、こんにちは。
今、全国的に、商工会議所は、地域の中小企業を支える拠点として、ますます重要度が増しています。企業支援、事業承継対策、創業支援、税率変更への取り組み、地域振興への取り組みなど、様々な地域貢献が期待され、これから大きく変わっていかなければなりません。そこで、商工会議所で働く職員の強化が叫ばれているわけですが、私も、そんな重要業務に携わる一人として日夜努力しています。
先日、とある全国会議で、商工会議所職員が学ぶためのe-ラーニングについての話題が出ました。
国は、毎年、予算をねん出しながら、会議所局員向けのe-ラーニングを推進しているが、今一歩、効果が出ていないのだそうです。
その原因としては、もちろん、意識付けなどもあるかと思いますが、一番大きいのは、業務が多くなりすぎて、学ぶ時間の確保が難しいことだと思います。
既存のe-ラーニングは、Webなどを使った画像配信研修です。画像がメインですので、学ぶときは、それに集中しますので、そのための時間を確保しなければなりません。
これでは、働き方改革などで、業務効率が求められている現代社会に通用しませんね。そこで、私たちの会議では、商工会議所職員の行動を分析してみました。
商工会議所職員は、通勤時間なども含めると実に多くの移動時間を使っています。
そこで、移動時間でも学べるように、音声のみで学べる講座を開設することにしました。
これなら、もっと手軽に学ぶことができますし、繰り返し学ぶ時間を確保できることで、効果も上がることが予想されます。
音声は画像よりも情報量が少ないので、テクノロジーの進化や付加価値の事を考えると退化しているようにも見えますが、ユーザーの利用シーンを考えてみると、利用シーンは増え、顧客満足が向上することが予想されます。
実は、売手は、良かれと思って、商品やサービスを高度化するのだけど、利用者にとって、過剰な機能だったり、逆に利用する機会が少なくなったりする事って数多くあるのです。多くのお金や時間や努力を払って高度化した商品・サービスが逆にお客様の支持を得られないなんて大損ですよね。
皆さんも、一度立ち止まって、お客様の立場に立って、扱っている商品やサービスを見直してみてはいかがですか?
昔に戻した方が、お客様が喜ぶ、なんてことがあるかもしれませんよ。

(深谷商工会議所報31年2月号より抜粋)

株式会社ディセンター代表取締役 折原 浩

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