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「会社を伸ばすための経営学」(2020年5月号)を掲載しました

2020年5月1日最新情報

「ピンチをチャンスに」

深谷の皆さま、こんにちは。
新型コロナウイルスの影響で世の中の価値観が大きく変わってきています。今後、私たちのビジネスモデルも大きく変わっていかなければならないのかもしれません。
経営学の考え方の中に、「ネガポジ」と呼ばれるものがあります。悪いことと良いことは表裏一体で、視点や言葉を変えると、真逆に近い考え方が生まれてくるというものです。
例えば、「ひとけがない」という状況も、「落ち着いた雰囲気」、「あなただけの空間」と言葉を変えるだけで、魅力的に捉えることもできますし、また、そこから、個別サービスや特別な空間の提供などの新サービスが生まれるかもしれません。つまり、ピンチを逆にチャンスに変えてしまえ、という発想です。
私は、小学校と保育園に通う子供がいるのですが、学校が閉鎖になったことで改めて、父親として、経営者として教育に向き合うことができました。
経営の現場では、「言われたことしかできない」、「自分から積極的に考えることができない」人が増えているという声をたびたび耳にします。そこで、私の子供たちに、30分勉強をさせるか、30分ほどのテレビ番組を真剣に見させて、その後私と、何を学んだか、どう感じたかを5分ほど話し合ってポイントをまとめ、YouTube作品を作る感覚でプレゼンさせてみました。
小学生ですから、セリフを覚えさせようとすると却って話せなくなりますので、こちらはあくまで、3つくらいのポイントをまとめるだけです。最初はうまくいかなかったり、ギクシャクしたりしていましたが、慣れてくると、自分の言葉で感想を言えるようになります。プレゼンをしなければなりませんので、真剣に取り組みますし、ポイントを掴むのも上手になってきたような気がします。
先日、岐阜県多治見市でセミナーがありましたので、さっそく同じようにやってみると、学習効果だけでなく、満足度も上がりました。小さいかもしれませんが、当社にとっては新たな商品の開発です。
このように、世の中に変化があれば、一見不幸なことでも、見方を変えれば、改善点やアイデアも生まれ、新たなことに挑戦する機会となります。
現状の社会情勢が厳しいことは十条承知したうえで、軽々しいことを言うようで恐縮ではありますが、是非、この大変な時期を機会ととらえ、普段できない事や、新たな気づきに挑戦してはいかがでしょうか。

(深谷商工会議所報2020年5月号より抜粋)

株式会社ディセンター代表取締役 折原 浩

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