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「会社を伸ばすための経営学」(2020年6月号)を掲載しました

2020年6月1日最新情報

「温かな交友関係」

深谷のみなさん、こんにちは。
コロナショックから、私たちの生活、仕事の仕方が一変しました。
そのような中、台湾の友人たちから、日本に対して心温まる申し出がありましたので、この場を借りて皆さんにお伝えしたいと思います。
ニュース等でもご存じかと思いますが、今回のコロナショックの中、台湾は世界中で最も素晴らしい対応をした地域の一つです。迅速な意思決定と、先進IT技術と、人々の規律ある行動によって、被害を最小限に食い止めました。
それだけではありません。日本が緊急事態宣言の最中、マスクをはじめ、私たちがコロナウィルスと戦うために必要な数々の物資をいち早く、日本へ届けてくれました。
深谷商工会議所も、特に台中市とは物産交流などを通じ、親しくさせていただいています。
彼らは、自分たちのイベントを盛り上げてくれた深谷のみなさんのことも、本気で心配し、エールと感謝を送ってくれました。
大変な時こそ、人間関係がよくわかると言いますが、地域と地域の関係も同じだと思います。彼らは、第二波が来るかもしれない中、自分たちにも必要な物資を私たちに届けてくれたのです。素晴らしい友人です。
私の知る限り、台湾の人たちは、優しく人を思いやれる国民性です。今回だって、私が、台湾も大変だからお気遣いなく、といったん遠慮したら、「いや、そうさせてくれた方が我々も力が出る」と言っていました。
日本人も、自分のためよりも人のためにと頑張った方が、力が出る民族だと思っています。台湾の方々を見ていて、我々日本人の良さも再認識できました。
コロナ後は、世界の交流がいったん減速することが予想されます。様々な情勢を考えると、それは致し方無いのかもしれません。しかし、だからこそ、これからは、どこと重点的に交流していくのか、どれだけ真に深い関係を築いていけるのかが大事となります。
国内が大変な時に海外に目を向けることは、気持ち的にも難しいかもしれません。しかし、台湾は、いち早くWeb上でマスクの在りかを明示したように、私たちができなかった数々のことを行ったからこそ、結果が伴ったのです。私たちが、学んだり、これから地域の在りようを考えたりする上で大いに参考になるでしょう。
私も、コロナ騒動の中、出張が全くなくなりましたので、かえって彼らとWeb会議をする機会が増えました。新たな企画も誕生しています。未来に向かって、温かくてしっかりした芽を隣人と育てていきたいものです。

(深谷商工会議所報2020年6月号より抜粋)

株式会社ディセンター代表取締役 折原 浩

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