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「会社を伸ばすための経営学」(2020年12月号)を掲載しました

2020年12月1日最新情報

『先のことを考える』

深谷のみなさま、こんにちは。いよいよ師走ですね。
今年は、コロナもあり、例年と大きく違った一年でしたし、また、大きく違った年末となると思います。
そのような中、私は一つ決めたことがあります。それは、「3年手帳を使ってみる」ということです。
今、私たちが成すべきことは、ビジネスモデルの再構築であることは以前にもお話しました。
これは、何も、コロナショックがあったからというわけではなく、もともと私たちが抱えていた大きな課題だったのです。つまり、私たちのビジネスモデルがもう既に通用しなくなっていたのにも関わらず、それをだましだまし続けてきてしまった結果、コロナショックによって顕在化したのです。国もかなり前から、これを指摘していましたし、深谷商工会議所も、「経営革新」という言葉を旗印に動いていました。
この経営革新ですが、自分たちの事業を見直し、3年から5年後、「どうありたいか?」を考え、そこに向けて新たな取り組みを含む計画を考え実行するものです。つまり、私たちは3年から5年の中長期視野でものごとを考えることが求められています。
一方、私たちは、コロナ禍において、「先が見えない」と言っては、直近のことしか考えていませんでしたか?もちろん、緊急事態においては、今を乗り越えることを優先して考えるのは当然のことです。しかし、コロナショックからもう1年が経とうとしている今でも、以前にも増して、先のことを考えなくなってしまっていませんか?
私は、「このままではいけない」と思い立ち、まずは、手元でスケジュールを管理する手帳から変え、先々のことを考えるようにしたのです。実は、この動きは私だけではありません。コロナショック以降、今でも私の元に来るセミナー依頼が半減していますが、一方で、令和3年どころか、4年や5年の新春までのスケジュールの打診が来ています。もちろん、これは、本年度失われたものを取り戻す動きとも考えられますが、この未曽有の悲劇から中長期的視野に立って復活発展していこうとしている方が多くいることは間違いありません。
足元を見ずに経営を行うのはもっての外ですが、逆に足元だけを見て先を見ようとしなければすぐに行き詰ってしまいます。もちろん、コロナで世の中が大きく変わったこともあり、先が見えないこともありますが、数年先を見据えて、逆算して今なすべきことを考え、勇気を持って困難に立ち向かっていく、そんな新年を迎えたいものです。

(深谷商工会議所報2020年12月号より抜粋)

株式会社ディセンター代表取締役 折原 浩

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