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「会社を伸ばすための経営学」(2021年1月号)を掲載しました

2021年1月4日最新情報

『新年に原点を思い返す』

深谷商工会議所会員のみなさま、新年あけましておめでとうございます。
本年は、渋沢栄一翁の大河ドラマ「青天を衝け」が2月にスタートします。
深谷の皆様にとっては特別な年ですね。大河だけではなく、1万円札の顔となるわけですから、今年だけでなく、今年が始まりとなって深谷も大いに注目されることと思います。
また、昨年は未曽有のコロナの影響を経済面でも大きく受けましたので、経済振興の上でも本年は重要な年となります。今年の動きによって今後の日本経済が左右されると言っても過言ではないかもしれません。子供たちの未来を創るためにも重要ですね。
ところで、私が、「復興」ではなく、「振興」と言ったのには訳があります。まず、コロナによる経済的ダメージは今後も続くだろうということ、元には戻らないことが予想されること、そして、これを機会に今までの膿を出し、新たなビジネスモデルを作り出さなければならないからです。
そのためには、まず、自社を見直すことから初めてはいかがでしょうか。
と言っても、経営学でよく出てくる現状分析ではありません。自分たちの根幹を再度見直してみるということです。
・自分たちは何のために(誰のために)存在している(設立した)のか?
・自分たちが最終的にやりたいことはどんなことなのか?
・その結果、(世の中を)どうしたいのか?
コロナ禍から立ち直る年の正月は、これらをとことん突き詰めて考えてみる良いタイミングなのではないでしょうか。
コンサル会社を経営する者として、非常にお恥ずかしいのですが、私の会社も、コロナ禍で混乱をきたしました。それもそのはず、私自身が未曽有の被害に戸惑い、何をすべきか迷い、朝令暮改を繰り返していたので、ある意味当然の結果です。組織として崩壊する直前に、私自身、組織の存在意義を突き詰めて考えました。
そもそも、私は「社会のお役に立つ会社を作る」ということでこの会社を始めました。しかし、20年も経営していると、様々な問題や課題に出会い、それに対処しているうちに、原点を見失ってしまっていました。
また、組織が大きくなると目の前の成果も重要となってきます。しかし、あまりに目の前の成果に執着するあまり、根本が少しずつずれてきていたのです。
原点に戻った今となっては、なんてことない、当たり前のことなのですが、「社会のお役に立つかどうか」という基準で事業全体を見返してみると、シンプルな経営判断ができます。
本年は、三密を避けるため、新年会や賀詞交歓会が少ない傾向にあるかと思います。
普段よりも穏やかな正月に、原点を思い返す、そんな時間も良いのではないでしょうか。
(深谷商工会議所報2021年1月号より抜粋)

株式会社ディセンター代表取締役 折原 浩

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