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多くの可能性を持つ街、深谷

「埼玉県深谷市」と聞いて、皆さんが思い浮かべるイメージはどのようなものでしょうか。「深谷ねぎ」「旧宿場町」「レンガ造りの建物」など、その印象は様々です。最近では、イメージキャラクターの「ふっかちゃん」が人気を集めています。
深谷市は、人口約14.5万人の大きな街です。北部に利根川、南部に荒川が流れ、赤城山(群馬県)を臨むことができます。埼玉県の北部に位置し、首都圏から70匏内という立地の良さもあり商工業が発展しています。

このような特徴をもつ深谷市は、起業するにあたり多くの可能性をもつ街といえます。主な利点として、次の3点をご紹介します。

1.今後も伸びる観光需要

道の駅

深谷市は農業が盛んということもあり、農作物をあつかう道の駅に大勢の来場者が訪れます。深谷市には「道の駅おかべ」「道の駅かわもと」「道の駅はなぞの」と、3件の道の駅があります。それぞれ野菜を直売しているほか、お土産やお弁当なども販売しており、いずれも駐車場が埋まるほど盛況です。
深谷市は、2014年に世界文化遺産への登録が決まった富岡製糸場(群馬県)と深い関わりがあります。設立に深谷市出身の実業家、渋沢栄一が活躍しました。このような経緯から、富岡製糸場と深谷市を往来する観光ルートは定番コースとしての地位を確立しつつあります。すでに観光バスが道の駅に多く停車していることからも、観光需要は高いといえます。

花の街「深谷市」

深谷市は花卉(かき)園芸の一大産地として、全国でも有名です。なかでもユリの栽培が盛んで、その収穫量は全国一位となっています。東京ドーム一個強の広大な敷地面積をもつ深谷グリーンパークでは、春にチューリップ(農業産出額 国内2位)、夏にユリ(同 1位)、秋にコスモスが咲き誇ります。
市内へ足を延ばせば、年間を通じて各所で花を観賞できます。春には、各所で桜が咲き乱れます。なかでも、唐沢堤(からさわつつみ)では全長3kmにわたり約300本の桜を楽しむことができます。また、秋には「コスモス街道」が楽しめます。JR高崎線と並行する市街5号線で約3㎞にわたりコスモスが咲き誇る様子は優雅な気分をもたらします。

名所

深谷市は歴史のある街です。室町時代(15世紀前後)には城下町として、江戸時代には宿場町として栄えました。そのため、様々な遺跡・史跡が各所に点在しています。例えば、深谷城跡や宝泉寺、瑠璃光寺などは観光スポットとしても有名です。
また、深谷市は幕末(江戸時代末期)から大正時代初期にかけて活躍した実業家、渋沢栄一の出生地でもあります。渋沢翁にゆかりのある建築物は、現在も多数所在しています。渋沢栄一記念館、中の家(生家)、誠之堂などには、全国から多くの観光客が訪れます。また、渋沢栄一の義兄であり、富岡製糸場の初代工場長をつとめた尾高淳忠(おだかあつただ)の生家も深谷市の観光名所となっています。

2.交通の便に優れた街

深谷市は、交通の便に優れた街といえます。東京都心から70km圏内にあり、道路運送、鉄道運送のいずれにおいても東京と北陸の中間に位置する要所となっています。
道路運送に関しては、関越自動車道、国道17号線および深谷バイパス・上武国道(バイパス)、国道140号線および同バイパス、国道254号線などが機能しています。関越自動車道では、花園インターチェンジ(IC)から深谷市内へアクセスできるほか、本庄児玉IC(本庄市)や嵐山小川IC(嵐山町)も隣接しています。
鉄道運送に関しては、縦横に往来できる点が特徴的です。JR高崎線を利用すれば、東京駅まで約90分で乗換えなく移動ができます。また、上越新幹線の本庄早稲田駅(本庄市)および熊谷駅(熊谷市)が深谷市に近接しており、東京駅まで約70分での移動が可能です。さらに、秩父鉄道を利用すれば西は秩父方面から東は羽生方面まで移動ができます。

3.埼玉県の市町村統計からみる深谷市のすがた

埼玉県が公開している「統計からみた埼玉県市町村のすがた2016」より、深谷市の位置付けを確認します。下記の表は、埼玉県63市町村の統計データに基づくランキングを参考にしたものです。多数ある項目のうち、深谷市が上位16位以内(上位25%)にある項目を抜粋しました。
特に目立つのが、産業に関する項目です。市町村内総生産の第1次産業(農業)に関しては、深谷市が県内63市町村の第一位に位置しています。総農家数と経営耕地面積が最上位グループに属しているのも、農業が盛んなことを裏付けています。
また、商工業が発達している点も特徴的です。第2次産業(製造業)と第3次産業(サービス業)の市町村内総生産がそれぞれ9位、14位と県内でも上位にあり、製造品出荷額等(第5位)や卸売業・小売業年間商品販売額(第14位)をみても、その勢いを読み取ることができます。
ただし、ごみ排出量(第4位)や温室効果ガス排出量(第9位)、交通事故発生率(第4位)などは産業の発達している地域ならではの課題といえるでしょう。この課題に対し、市では解決に向けての対策を進めています。

【深谷市のすがた】

カテゴリ 項目 件数 単位 埼玉県
ランキング
人口・世帯 総人口 143,833 14/63
1世帯当たりの人員 2.8 15/63
3世代世帯の割合 11.2 16/63
在留外国人数 2,512 15/63
昼夜間人口比率 ※夜間を100とした時の比率 95.0 13/63
人口増減率 ※前年比 8.65 15/63
社会増減率 ※転入・転出による増減率 11.55 7/63
産業・労働 総農家数 4,798 2/63
経営耕地面積 4,323 面積(ha) 2/63
耕作放棄地面積 738 面積(ha) 2/63
民営事業所数 5,611 11/63
従業者数 54,806 13/63
製造品出荷額等 441,057 百万円 5/63
卸売業、小売業年間商品販売額 237,407 百万円 14/63
医療・福祉 人口10万人当たり病床数(一般診療所) 66.5 件(人口10万人対) 15/63
要介護(要支援)認定率 16.0 11/63
くらし・環境 1人1日当たりのごみ排出量 1,077 (g/人日) 4/63
温室効果ガス排出量 1,127.6 (千t-CO2) 9/63
人口千人当たり自動車保有車両数 484.4 台(千人当たり) 8/63
人口千人当たり軽自動車保有車両数 314.4 台(千人当たり) 16/63
NPO法人数 54 8/63
安全 自主防犯活動団体数 186 8/63
交通事故(人身事故)発生率 5.6 発生率(人口千対) 4/63
行政・財政 市町村内総生産(第一次産業) 23,971.6 百万円 1/63
市町村内総生産(第二次産業) 150,419.5 百万円 9/63
市町村内総生産(第三次産業) 270,370.9 百万円 14/63

(出典)統計からみた埼玉県市町村のすがた2016
(URL http://www.pref.saitama.lg.jp/a0206/shicyosonnosugata2016.html
(備考)「公立小中学校の耐震化率」は深谷市を含む50市町村(全63市町村)が100%のため含まれておりません。

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