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教訓8 経営の社会責任を考えよ 1

渋沢栄一の教え
2024.3.1

思いやりを強く、世の中の得を思うことは宜しいが、
己れ自身の利欲によって働くのは俗である。
私は企業に「主観的人生観」と「客観的人生観」の両面を求める。
できるだけ多くの人に、できるだけ多くの幸福を与えるように行動するのが、
我々の責任である。

利を得ようと思い努力することは発展の推進力となる。
しかし、自分の利欲だけのために働くのは卑しいことだ。
自分の利を中心に考える「主観的人生観」が主となると社会が殺伐とする。
人のため、社会のために活躍しようとする「客観的人生観」も持つのだ。
できるだけ多くの人にできるだけ多くの幸福を
与えられるように行動すること。
これこそが企業家の責任である。

 

※多種多様な企業の設立・経営に関わり、日本資本主義の父と称される地元の偉人、渋沢栄一翁の名言や考え方は、現在の経営にもつながります。コロナ禍もあり厳しい時代だからこそ、渋沢栄一翁の考え方を活かして企業の発展に貢献できればと思い、毎月発信いたします。

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