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教訓8 経営の社会責任を考えよ 4

渋沢栄一の教え
2024.6.1

我も富み、人も富み、
しかして国家の進歩発達をたすくる富にして、
はじめて真正の富と言い得る。

豊かになりたいと思うからこそ人は努力をする。
個人が富もうとするから国家が富むのだ。
貧富の格差はその結果であって社会の宿命だ。
だから知識人は、貧富の差を減らすように努力しなければならない。
逆に国が富むから自分も富むのだ。
国や社会の支援があるからこそ、人は利益を得て安全に生活できる。
その助けがなければ満足に生きていくこともできない。
富を得ている人ほど、社会の支援を多く得ているのだ。
国家安定のもと、企業は利益を得ることができるのだから、
得た富は社会に還元し、社会と共に発展するようにしなければならない。
自分も豊かになり、人も豊かになり、国家も発展することで、
はじめて真の富を得たのだと言えるのだ。

 

※多種多様な企業の設立・経営に関わり、日本資本主義の父と称される地元の偉人、渋沢栄一翁の名言や考え方は、現在の経営にもつながります。コロナ禍もあり厳しい時代だからこそ、渋沢栄一翁の考え方を活かして企業の発展に貢献できればと思い、毎月発信いたします。

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