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「会社を伸ばすための経営学」(2025年9月号)を掲載しました

コラム
2025.9.1

「暑さと共に売上を上げる」

  深谷の皆さん、こんにちは。暑い日が続きますね。今年は異常ですね。でも、この記事が世に出る9月になると、この暑さもひと段落しているかもしれません。さて、今回は、そんな「暑い夏(秋?)にどのような戦略が有効なのか」ということを考えてみたいと思います。
 今年のデータはまだ出ていませんが、法則として「人は暑いとお金を使うようになる」ということが言えます。「いやいや、暑い時には行動したくないので、逆に使わないのでは」と思った方もいるかと思いますが、統計データによると、暑い時は軒並み消費するお金の量が上がる結果になっています。暑い日は、さっぱりしたものが食べたいと言って、冷やし中華を食べたとします。冷やし中華が安いかと言えば普段食べているものと変わらないかもしれません。それどころか、帰りにアイスや飲料を購入してしまうかもしれません。それだけで150円予算オーバーです。そもそも、家で作れば安いのですが、作る気にもならないかもしれません。家では、クーラーをつけてしまっています。最近の暑さでは仕方ないことですが、性能が上がったとは言え、最近は電気代も上がりましたし、家計への負担は大きいと言えます。
 しかし、これは悪い話ばかりではありません。この話、われわれ、商売をしているものからすると消費が上がるということです。つまり、ビジネスチャンスなのです。何が売れるか、少し考えてみましょう。ここで問題となるのは、会議所の会員は様々な業界に分かれているということです。仕方ないので株の世界の話をしましょう。「そんな大企業の話をするなんて・・・」って思わないでください。世の中の傾向を見るということです。まず、ダイキン。これは、有名ですが、見事な季節株です。当たり前ですが、夏になるとクーラーが売れます。世界において、まだまだ日本のクーラーはブランドですから、その第一人者であるダイキンの株価も上がるというわけです。今年は特にダイキンの株価は安値でしたのでどうかと思いましたが、私は4,000円程度利益を出しました。また、アメリカ株ですが、電力需要も伸びています。最近のAI発展における電力需要の好調に加え、夏場の電力需要が伸びの原因です。一見関係なさそうなJR東海も夏場の需要も関係していると思います。これに関してはいろいろな需要が考えられますが、夏場の暑さも株価上昇の一つの要因だと思います。
 まあ、これらはわかりやすい事例を上げましたが、何が言いたいのかというと、「私たちは会うたびに不況だという話をしているが、世の中には、特に短期的に見てみると、好調な会社もあるんだ」ということです。暑い夏ほどではないですが、寒い冬にも同じことが言えます。商売の基本は「常に自分たちに有利なタイミングを考える」ということです。皆さんも、まずはできることからでも実行してみませんか。

株式会社ディセンター代表取締役 折原 浩

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