教訓5 独自のビジネスモデルを創り出せ 3
渋沢栄一の教え
2026.8.1
争いは決して絶対に排斥すべきものではなく、処世の上にも甚だ必要のものであろうかと信ずるのである。
妨害的に人の利益を奪うという競争であれば、これを悪意の競争というのである。
しからずして品物を精撰した上にも精撰して、他の利益範囲に喰い込むようなことはしない。
これは善意の競争である。
争うことを奨励しているわけではないが、競争は進歩の母なのだ。
絶対に争いを避けようとするような卑屈の根性ではなく、
敵と争って必ず勝ってみせる気概がなくては、決して進歩も成長もないのだ。
競争にも「良い競争」と「悪い競争」がある。例えば、毎朝早起きをし、志を高く持ち、
知恵と努力で人に勝とうとすることは良い競争だ。しかし、人を妨害したり、ズルをしたり、
評判の良い商売をマネし利益を横取りしようとするのは悪い競争だ。道徳ある良い競争をするのだ。