教訓1 利得と道徳を合一せよ 3
渋沢栄一の教え
2021.6.1
商売をする上で重要なのは、競争しながらでも道徳を守るということだ。
真正の利殖は仁義道徳に基づかなければ、決して永続するものではない。
私は常に精神の向上を、富と共に進めることが必要であると信じておる。
仁義道徳を欠いた事業は決して長続きしない。
利を得ようとして競争することは社会が発展する原動力となるので良いことだが、道徳を守ることが重要だ。
いついかなる時も根底に道徳を持ち続け精神向上に努めることが、富を得ることと並んで重要なのだ。
※多種多様な企業の設立・経営に関わり、日本資本主義の父と称される地元の偉人、渋沢栄一翁の名言や考え方は、現在の経営にもつながります。コロナ禍もあり厳しい時代だからこそ、渋沢栄一翁の考え方を活かして企業の発展に貢献できればと思い、毎月発信いたします。