教訓５　独自のビジネスモデルを創り出せ 1

日新(ひあら)たなるを要す。

形式を重んじるのは大切なことだが、型に囚われすぎてはいけない。
従来の方法を後生大事に維持したり、変えることを恐れて迷っていたりしたのでは、
国家の運命を切り開くことなど叶わない。
個々の向上を助けたり、国家を勢いに乗せるためには、
全力を尽くして新しいことに取り組む勇ましい心が必要なのだ。
変化を恐れるな。
ものごとの本質から目をそらして、形式ばかりを気にし、
課せられた仕事を機械的にこなしているだけではいけないのだ。
日々、一日を新たな気持ちで臨みなさい。
思い込みをなくして、より多くの視点から物事の本質を捉え、
変えるべきところは変えるのだ。
ただし、原理原則を守ることは重要である。

※多種多様な企業の設立・経営に関わり、日本資本主義の父と称される地元の偉人、渋沢栄一翁の名言や考え方は、現在の経営にもつながります。コロナ禍もあり厳しい時代だからこそ、渋沢栄一翁の考え方を活かして企業の発展に貢献できればと思い、毎月発信いたします。