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教訓6 自ら積極的に働きかけよ 3

渋沢栄一の教え
2023.9.1

人事を尽くして天命を待て。
やるべきこと、やれることを全てやり尽くしてから天命を待つのだ。
成功や失敗のごときは、ただ丹精した人の身に残る糟粕のような
ものである。

天命に畏怖し、やるべきこと、やれることを全てやりきるのだ。
天命とは、「天」とは無関係で、人が全く気が付かないうちに自然に事が進むことである。
だから「力を尽くしさえすればできないことはない。
無理でも不自然でも何でもできるのだ」と考えるのではなく、天命に「恭・敬・信」
の畏怖の心を持つようにし、力を過信して無理不自然なことをしないようにしなければならない。
結果だけを追い求めてはいけない。
その時々の結果など、長い人生においては残り糟のようなものだ。
誠実に努力する人に最終的に天は微笑む。
正しい行為の道筋に沿って物事を行う者は必ず栄えるし、
それに逆らって物事を行う者は必ず滅んでしまうのだ。

 

※多種多様な企業の設立・経営に関わり、日本資本主義の父と称される地元の偉人、渋沢栄一翁の名言や考え方は、現在の経営にもつながります。コロナ禍もあり厳しい時代だからこそ、渋沢栄一翁の考え方を活かして企業の発展に貢献できればと思い、毎月発信いたします。

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