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教訓8 経営の社会責任を考えよ 2

渋沢栄一の教え
2024.4.1

大勢に利益をもたらす事業をすることを志すべし。
一家一人の為に発する怒りは小なる怒りにて、
一国の為に発する怒りは大いなる怒りである。
大いなる怒りは、国家社会の進歩発展を促す。

多くの人に利益をもたらす事業を志すのだ。
自分の利の為に行おうとするよりも、
社会の為に取り組もうとする方が大きな力を生み出す。
その力は大きな進歩発展を促すのだ。
人はただ一人では何もできない。
高い道徳を持った人間は、自分が立ちたいと思ったらまず他人を立たせてやり、
自分が手に入れたいと思ったら、まず人に得させてやるようにするのだ。
企業は富や利権やビジネスチャンスを一部の者で独占しようとするのではなく、
多くの人が出資でき、多くの人に仕事を与え、
多くの人が参画できる開放的な経営を行うべきだ。

 

※多種多様な企業の設立・経営に関わり、日本資本主義の父と称される地元の偉人、渋沢栄一翁の名言や考え方は、現在の経営にもつながります。コロナ禍もあり厳しい時代だからこそ、渋沢栄一翁の考え方を活かして企業の発展に貢献できればと思い、毎月発信いたします。

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