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教訓8 経営の社会責任を考えよ 3

渋沢栄一の教え
2024.5.1

理財に長ずる人は、よく集むると同時に良く散ずるよ
うでなくてはならぬ。金銭上の禍に陥らず、
ますます道義と共に金銭の真価を利用するように
努められんことを望む

確かにお金は社会的権力の象徴でもあるが、
富を基準に人間の価値を測ってはならない。
富や名声をいったん脇に置き、どれだけ世の中に貢献し影響を与えたか、
すなわち、社会への貢献をもって評価すべきだ。
お金は手元に置いておくだけでは意味がない。
たくさん儲けてたくさん使い、お金を循環させて社会を
活発にして経済活動の成長を促すように心がけるべきだ。
お金は正しく使わなければならない。
正しい方向に使えば尊いものになり、間違った方向に使われれば
社会の悪事に手を貸すことにもつながりかねない。
それを決めるのは全て所有者の人格によるのだ。

 

※多種多様な企業の設立・経営に関わり、日本資本主義の父と称される地元の偉人、渋沢栄一翁の名言や考え方は、現在の経営にもつながります。コロナ禍もあり厳しい時代だからこそ、渋沢栄一翁の考え方を活かして企業の発展に貢献できればと思い、毎月発信いたします。

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