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教訓4 思いやりの心を忘れるな 3

渋沢栄一の教え
2022.12.1

人の行為の善意を判断するには、よくその志と所作
の分量性質を参酌して考えねばならぬのである。

人の行為の善悪は、志(思いや考え)と所作(行動や結果)の両方から判断するのだ。
志が所作に影響する。同じような才能を持っていても動機(志)によって行動や結果(所作)が大きく異なるものだ。
動機(志)が善ならば行動や結果(所作)は悪でも良いという者もいるが私はそうは思わない。
逆に、所作が良ければ志はどうでも良いというのも違う。
同じ結果になったとしても、どうやったのか、どういう思いや考えでやったのかが大切なのだ。

 

※多種多様な企業の設立・経営に関わり、日本資本主義の父と称される地元の偉人、渋沢栄一翁の名言や考え方は、現在の経営にもつながります。コロナ禍もあり厳しい時代だからこそ、渋沢栄一翁の考え方を活かして企業の発展に貢献できればと思い、毎月発信いたします。

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